

【Union Internationale des Femmes Architectes = 国際女性建築家会議】は、フランスの女性建築家、Madame Solange d'Herbez de la Tourによって1963年に設立された女性建築家を中心とする国際組織です。
現在、会員は世界75カ国に及び、会員数も800名程度となっています。
UIFAの目的は、建築をはじめ、都市計画・環境計画などの分野に関心を持ち、その研究や創造に携わる女性たちが、専門的視野から国を超えて情報交換を行い、活動を発展させ、お互いの影響を自覚しながらそれぞれの水準の向上を目指すことにあります。
設立以来、2〜3年ごとに世界各地で国際大会を開催、その大会のテーマに沿った発表・展示・視察を行ってきました。



年 | 回 | 場所 | 開催内容 |
1963 | 第01回 | パリ(フランス) | 世界の女性建築家 |
1969 | 第02回 | モナコ(モナコ) | 新しい都市整備における女性建築家の関わり |
1972 | 第03回 | ブカレスト(ルーマニア) | 新しい都市の空間を人間的なものにするための
女性建築家の意見と協力 |
1976 | 第04回 | ラムサール(イラン) | 建築における文化的同一性 |
1979 | 第05回 | シアトル(アメリカ) | 変化に対応する新しいデザインの概念 |
1983 | 第06回 | パリ(フランス) | 子どものための建築と環境(UIFA20周年記念) |
1984 | 第07回 | ベルリン(ドイツ) | 女性の建築家の歴史 |
1988 | 第08回 | ワシントンDC(アメリカ) | 国際的普遍的課題である住まい |
1991 | 第09回 | コペンハーゲン(デンマーク) | 建築におけるアイデンティティー |
1993 | 第10回 | ケープタウン(南アフリカ) | 変貌する社会 |
1996 | 第11回 | ブタペスト(ハンガリー) | それぞれの国の建築遺産の復元と再利用 |
1998 | 第12回 | 東京(日本) | 環境共生時代の人・建築・都市 |
2001 | 第13回 | ウィーン(オーストリア) | 人生の活動的な時期の前と後 |
2004 |
第14回 | トゥールーズ(フランス) | 自然災害に対する女性建築家の貢献 |
2007 | 第15回 | ブカレスト(ルーマニア) | アイデンティティー |
2010 | 第16回 | ソウル(韓国) | Green Environment |
2013 | 第17回 | ウランバートル(モンゴル) | 地球温暖化における女性建築家の役割 |
2015 |
第18回 |
バージニア(アメリカ) |
建築関連領域における女性の役割と力 |
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